自遊通信 No.79(2021 春)

発 行 自遊学校 文/河原木憲彦 絵/野口ちとせ



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今年は桜が咲いたと思ったらもう散った、ような気がする。知人も同じ意見の人が多かった。温暖化で春・秋が短くなったと言われるが、桜の花を見ていると本当だと思う。

新型コロナウィルス感染拡大が止まらない。とくに都市部で感染者が増えている。緊急事態宣言だとか蔓延防止法だとか、出してはひっこめを繰り返しているうちに事態は悪化するばかり。そんな中で高知県は、人口あたりの感染者数が47都道府県のうち下から3番目で、少ない方といえる。 といっても喜んでばかりもいられない。人口減少率では秋田県、青森県に次いで高知県は第3位。高齢化率では高知県は全国第2位に浮上する。コロナに感染しにくい環境は過疎化が深刻な地域でもある。自遊学校がある大月町は、その高知県でも過疎が最も進んでいる地域の一つ。

その大月町の中でも過疎が著しい竜ヶ迫に自遊学校は建っている。窓も木製の古い木造校舎は換気も抜群で、客室は元の教室ひとつ分だから広い。校庭は約600坪。その校庭には大きな鉛筆が50本以上立っていて、100本に増える予定だが、いつになることやら。

 ピンクよし花の終わりに光る青




4月末~5月初めの連休は開校します。

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